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ショート動画制作の費用相場|単発発注の内訳・本数・追加費用

ショート動画制作の費用は、「1本いくら」だけでは比較できません。企画を誰が作るのか、撮影があるのか、何本をまとめて作るのか、広告にも使うのかによって、含まれる工程が変わるためです。

2026年8月23日に制作会社3社の公式料金ページを再確認したところ、30秒以内1本2.5万円という掲載例から、30秒前後の広告用1本35万円という掲載例まで幅がありました。ただし、これは各社が異なる条件で公開している価格であり、業界全体の公的な相場統計でも、Albitの料金でもありません。

この記事では、公開価格を条件付きで比較し、制作費の内訳、本数による違い、追加費用、見積もりをそろえる方法を解説します。

POINT 本記事の対象は、動画を作って納品する「単発制作費」です。投稿、分析、改善までを月額で任せる費用は「ショート動画運用代行の費用相場」で分けて解説しています。

この記事の目次
  1. 先に結論|費用は「用途・工程・本数」で見る
  2. 公開料金の掲載例|2.5万円から35万円まで条件が異なる
  3. 制作費を6つの工程に分ける
  4. 複数本をまとめると1本あたりが変わる理由
  5. 基本料金に含まれるか確認したい項目
  6. 見積もりを同じ条件で比較する方法
  7. 単発制作と運用代行を分けて考える
  8. 発注前の最終チェックリスト
  9. よくある質問
  10. ショート動画制作・運用の進め方を相談する
目次

先に結論|費用は「用途・工程・本数」で見る

ショート動画制作の見積もりは、まず次の3点に分けて見ます。

  1. 用途:通常投稿、広告、採用、営業資料など、どこで何に使うか
  2. 工程:進行管理、企画、撮影、編集、音声、納品のどこまで含むか
  3. 本数:1本だけか、同じ撮影日に複数本をまとめて作るか

POINT 公開価格を比較するときは、「1本あたり」だけでなく、尺・企画・撮影・修正・利用範囲まで同じ列に並べてください。金額差を判断するには、含まれる仕事の差を確認する必要があります。

公開料金の掲載例|2.5万円から35万円まで条件が異なる

以下は2026年8月23日に各社の公式ページで確認した掲載値です。税、交通費、撮影、企画などの条件が違うため、横並びのランキングではありません。公開価格は更新される可能性があるため、発注時はリンク先と正式見積もりを再確認してください。

提供会社・プラン掲載価格主な掲載条件注意点
合同会社アスカ・30秒以内1本2.5万円進行管理5,000円、撮影1時間1万円、基本編集1万円税別、交通費別途
株式会社課題解決プラットフォーム・単発1本15万円〜15〜60秒、企画・撮影・編集のワンストップ、素材支給対応、修正2回まで税別。4都県の出張撮影は標準料金内、場所・内容で変動
JPC・投稿用4本12万円、1本あたり3万円15秒前後、半日撮影8万円、4本編集4万円税別、撮影交通費別途。企画方針・シナリオは別掲載
JPC・投稿用8本20万円、1本あたり2.5万円15秒前後、1日撮影12万円、8本編集8万円税別、撮影交通費別途。企画方針・シナリオは別掲載
JPC・広告用1本35万円30秒前後、企画8万円、半日撮影8万円、編集15万円、ナレーション4万円税別、撮影交通費別途

出典は合同会社アスカの公式料金ページ株式会社課題解決プラットフォームの公式料金ページJPCの公式料金ページです。

また、JPCの解説記事株式会社課題解決プラットフォームの公式ページには、制作会社への依頼は1本5万〜30万円という記載があります。これは各社が示す目安であり、公的統計ではありません。実際の発注では、上表のように条件を確認し、価格の観測日も残す必要があります。

制作費を6つの工程に分ける

制作費の差を理解するには、見積もりを次の6工程に分けます。

工程主な作業見積もりで確認すること
進行管理日程、連絡、スタッフ手配、進捗管理窓口、打ち合わせ回数、緊急対応
企画・構成目的整理、企画、台本、絵コンテ何案か、誰が原稿を用意するか
撮影カメラ、照明、音声、演出時間、場所、人数、機材、交通費
編集カット、テロップ、色・音の調整尺、修正回数、縦横の展開
音声・素材ナレーション、音源、出演者、画像権利処理と利用期間を含むか
納品データ出力、サムネイル、元データ形式、サイズ、納期、保管期間

例えば、JPCの投稿用プランは撮影と編集を中心に掲載し、企画方針策定8万円、シナリオ作成4本5万円・8本8万円を別に掲載しています。一方、広告用1本では企画とナレーションまで内訳に含まれます。同じ「ショート動画制作」でも、用途に応じて必要な工程が違うことが分かります。

見積もり確認のコツ 「企画込みですか」とだけ聞かず、目的整理、企画案、台本、絵コンテのうち、どこまで作るかを確認します。「撮影込み」も、撮影時間、場所数、スタッフ数、機材、交通費に分けて聞くと認識差を減らせます。

複数本をまとめると1本あたりが変わる理由

撮影場所、出演者、機材、スタッフの準備を複数本で共有できれば、1本あたりの掲載価格が下がる例があります。

  • JPCは投稿用4本12万円に対し、8本20万円。掲載上の1本あたりは3万円から2.5万円へ変わります
  • 合同会社アスカは1本2.5万円に対し、4本セット6.5万円。撮影と進行管理をまとめた内訳です

ただし、「本数を増やせば必ず割安」とは限りません。企画がすべて別、撮影場所が毎回違う、出演者が多い、広告用の作り込みが必要といった条件では、共通化できる工程が少なくなるためです。

複数本で相談するときは、次を決めておきます。

  • 同じ撮影日に何本分を撮れるか
  • 商品、場所、出演者を共通化できるか
  • テロップや画面構成の共通フォーマットを使えるか
  • 各動画の企画・台本を誰が用意するか
  • 納品を一括にするか、順次にするか

基本料金に含まれるか確認したい項目

今回確認した公開例では、税、撮影交通費、企画方針、シナリオなどが本体価格と別に記載されていました。それ以外の項目が追加費用になるかは会社・プラン・契約条件で異なり、公開ページだけでは分からない場合があります。次の項目を「含む・含まない・条件付き」に分けて、契約前に確認します。

  • [ ] 撮影場所までの交通費、宿泊費、機材運搬費
  • [ ] スタジオ、施設、撮影許可の費用
  • [ ] 出演者、ヘアメイク、スタイリスト
  • [ ] 小道具、商品手配、ロケーション調整
  • [ ] ナレーション、翻訳、字幕、多言語対応
  • [ ] 有料音源、写真、イラスト、モーション素材
  • [ ] 規定回数を超える修正、構成確定後の撮り直し
  • [ ] 広告、Webサイト、店頭など別用途への二次利用
  • [ ] TikTok、Reels、Shorts向けの別尺・別書き出し
  • [ ] 編集可能な元データや撮影素材の納品・長期保管
  • [ ] 見積有効期限、支払条件、キャンセル・延期条件

交通費や企画費が別途と明記された公開プランもあります。「当然含まれる」と想定せず、見積書に含む・含まないを記載してもらうのが安全です。

見積もりを同じ条件で比較する方法

制作会社へ送る依頼文では、最低限、次の項目をそろえます。

項目記入例
目的新商品の認知。視聴後に商品ページへ誘導したい
用途TikTokの通常投稿。広告転用は別途相談
本数・尺4本、各20〜30秒
企画発注側が商品情報を提供し、制作側が4案と台本を作成
撮影1日、1か所、社員2名が出演
編集9:16、テロップ・BGMあり、各動画2回まで修正
納品MP4、サムネイル4点、指定日まで
権利通常投稿で6か月利用。広告・他媒体は見積もりを分ける

上の記入例は説明用の架空条件で、Albitのプランや標準条件ではありません。この条件表を各社へ同じ形で送り、次の式で比べます。

総額 ÷ 納品本数だけで比べず、各見積もりに含まれる工程と、別途見積もりになる項目を同じ表に並べます。安い見積もりでも企画や撮影が別なら、条件をそろえた総額が逆転する可能性があります。見積日と有効期限も記録し、古い公開価格をそのまま予算申請へ使わないようにします。

POINT 比較表には「金額」の隣に「含まないもの」の列を作ってください。追加見積もりが必要な項目を可視化すると、契約後の予算超過を防ぎやすくなります。

単発制作と運用代行を分けて考える

単発制作は、決めた動画を作って納品する発注です。継続的な運用代行では、企画カレンダー、投稿、コメント対応、レポート、改善会議、広告などが担当範囲に入る場合があります。

月額の運用支援を検討している場合は、ショート動画運用代行の費用相場で、本数、撮影、投稿、分析を含む条件を確認してください。依頼先の候補名を見たい場合はショート動画運用代行会社12社の比較、実績の前提を確かめたい場合はショート動画運用の事例が次の判断材料になります。

社内と外部の役割を先に決めたい場合は、ショート動画は内製と外注どちらを選ぶ?を参照してください。単発の制作会社を評価する軸は縦型動画制作会社の選び方で整理しています。

見積もり依頼に必要な目的・素材・撮影・権利・修正条件は、ショート動画制作の要件定義に一枚表でまとめています。

発注前の最終チェックリスト

  • [ ] 通常投稿、広告、採用、営業など利用目的を書いた
  • [ ] 尺、本数、撮影日、撮影場所、出演者を決めた
  • [ ] 企画、台本、撮影、編集、投稿の担当者を分けた
  • [ ] 修正回数と「1回」の定義を確認した
  • [ ] 税、交通費、出演、音源、スタジオの扱いを確認した
  • [ ] 二次利用、広告転用、利用期間を確認した
  • [ ] 納品形式、サムネイル、元データの扱いを確認した
  • [ ] 追加費用が発生する条件を見積書に残した
  • [ ] 見積日・有効期限・支払条件・延期時の扱いを確認した

よくある質問

ショート動画1本の費用はいくらですか?

2026年8月23日に再確認した公開例では、30秒以内1本2.5万円から、30秒前後の広告用1本35万円までありました。ただし、工程も用途も異なります。単一の相場ではなく、企画・撮影・編集・音声・修正・利用範囲をそろえて比較してください。

撮影なしなら安くなりますか?

素材支給に対応するプランはあります。撮影費を抑えられる可能性はありますが、素材の整理、構成、追加加工が必要になることもあります。支給素材の形式、画質、権利、選定作業を誰が担うかまで確認してください。

何本まとめて依頼すべきですか?

撮影条件やフォーマットを共通化できる本数から考えます。公開例では4本・8本のセットがありますが、最適本数は企画と社内確認の速度で変わります。まず撮影1日で無理なく確認できる本数を見積もる方法が現実的です。

ショート動画制作・運用の進め方を相談する

企画、制作、投稿、分析まで継続して支援を受けたい場合は、Albitのショート動画運用代行サービスをご覧ください。

単発制作の見積もりや、目的、用途、本数、撮影条件、希望納期が未整理の段階では、Albitの問い合わせフォームから検討中の内容をご連絡ください。

この記事の執筆者

加藤 翔太

加藤 翔太 Shota Kato

Albit株式会社 代表取締役 / CEO

早稲田大学卒業後、株式会社キーエンスにてコンサルティング営業に従事し、データドリブンな営業手法を実践。2021年にマーケティング支援企業を共同創業しSNS運用戦略を主導した後、2025年1月にAlbit株式会社を設立。大手音楽レーベル、大手アニメーション企業、大手賃貸住宅サービス、大手スポーツ用品ブランドなどの縦型動画SNSマーケティングを支援し、運用約4ヶ月で総再生3,000万回超、約1年半でフォロワー10倍(4万→40万人超)などの成果を率いてきた。統計・データ解析の知見を軸にした、再現性のあるバイラルマーケティング設計が専門。

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