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採用SNS運用代行の費用相場と支援範囲|見積もり・会社選び

採用SNS運用代行の費用は、投稿本数だけでは比較できません。企画・撮影・編集・投稿・分析・広告・応募導線のどこまで含むかで、同じ月額でも支援内容が大きく異なるためです。

2026年8月22日に確認した4社の公式掲載月額と、掲載単価から算出した月換算には、12万円から40万円の例がありました。ただし、これは業界全体の平均ではなく、撮影なしのプランから広告費を含むプランまでを含めた観測範囲です。この記事では公開価格を同じ項目で比較し、見積もりの読み方と会社選びを解説します。

POINT 料金表の月額ではなく、「契約期間中の総額」「月に得られる制作物」「応募につなぐ業務」「追加費用」の4点で比較します。

この記事の目次
  1. 採用SNS運用代行の公開料金を比較
  2. 費用を決める9つの支援範囲
  3. 月額以外に確認する追加費用
  4. 契約期間中の総額で比較する
  5. 支援範囲は3段階で考える
  6. 見積もりを比較する11の質問
  7. 採用SNS運用代行会社の選び方
  8. 成果を見るKPI
  9. よくある質問
  10. まとめ
目次

採用SNS運用代行の公開料金を比較

以下は、各社が公開している代表的なプランを整理したものです。金額は各社の掲載表記に合わせており、税の扱いを含む最新の料金と適用条件は、必ず各社の公式ページで確認してください。

会社・サービス公開月額・月換算の例投稿・動画本数初期費用・契約条件主な注意点
ソフトコミュニケーションズ12万円〜、17.5万円〜17.5万円プランは月4投稿、うちリール1本初期10万円税の扱いは要確認。12万円プランは撮影なし。遠方交通費や撮影量で追加の可能性
グランネット20万円〜(税別)個別確認個別確認現在の公開ページは開始価格のみ。投稿本数・広告費・初期費用は見積もりで確認
kanaL25万円、35万円、40万円(税別)月10本、15本、20本初期無料、最低4か月。開始まで最大2か月の目安広告費込み。最低期間はプランで異なる旨の記載があるため個別確認
VidEntry28万円相当、36万円相当(税別)1本3.5万円×月8本、1本3万円×月12本初期10万円、標準・サクセスは12か月〜公式掲載の1本単価から月換算。投稿後の経過観察・改善を含む

この比較で分かるのは、公式掲載月額と掲載単価からの月換算例として12万〜40万円が存在することまでです。「採用SNS運用代行の相場は必ずこの範囲」とは言えません。対象媒体、撮影場所、投稿本数、出演者、広告費、契約期間などが異なるため、単純平均にも実務上の意味はありません。

公開料金は改定や掲載項目の変更があります。本記事の金額は確認日時点のスナップショットとして扱い、相談時には同じ条件の見積書で再確認してください。

費用を決める9つの支援範囲

見積もりでは、次の業務が月額に含まれるかを確認します。

  1. 初期設計:採用課題、対象職種、候補者像、媒体、KPIの設計
  2. アカウント設計:プロフィール、トーン、投稿ルール、応募導線の整備
  3. 企画・台本:候補者の疑問に基づくテーマ選定と台本作成
  4. 撮影:撮影時間、場所数、機材、交通費、出演者の調整
  5. 編集:尺、字幕、サムネイル、音源、修正回数
  6. 投稿業務:キャプション、公開設定、複数媒体への展開
  7. コメント・DM対応:返信範囲、対応時間、採用担当への引き継ぎ
  8. 分析・定例会:レポート、改善提案、採用ページ以降の数値確認
  9. 広告運用:広告費、運用手数料、クリエイティブ追加、計測設定

月額が低くても、撮影、広告、分析が別料金なら総額は上がります。反対に、月額が高く見えても、撮影本数、広告費、複数媒体への展開まで含む場合があります。

一般的なTikTok運用代行の費用項目は、TikTok運用代行の費用ガイドでも詳しく解説しています。本記事では採用目的に必要な応募導線と採用KPIを追加して考えます。施策全体の開始手順は採用TikTokの始め方、制作内容を具体化する場合は採用ショート動画の企画例、具体的な委託先を同じ条件で比べる場合は採用TikTok運用代行会社12選を参照してください。

月額以外に確認する追加費用

追加になりやすい項目は、見積もり段階で上限や発生条件を聞きます。

  • 初期戦略・アカウント開設
  • 遠方への交通費、宿泊費、複数拠点の撮影
  • 社員以外のキャスティング、ヘアメイク、スタジオ
  • 規定を超える修正、緊急対応、短納期
  • 広告費と広告運用手数料
  • 別媒体への再編集・投稿
  • 元データの納品、広告や採用サイトへの二次利用
  • コメント・DMの監視と返信
  • 応募ページや計測環境の制作・改修

「含まれると思っていた」を防ぐため、無料対応と有料対応の境界を契約書または見積書に残します。

契約期間中の総額で比較する

比較式は次のとおりです。

契約総額 = 初期費用 + 月額費用×最低契約月数 + 広告費 + 撮影交通費 + 追加制作費

たとえば、次は架空の見積もり例です。

項目架空の条件計算額
初期設計10万円10万円
月額運用25万円×6か月150万円
広告費10万円×6か月60万円
遠方撮影3万円×3回9万円
合計税別229万円

月額25万円だけを見ると半年150万円ですが、広告と追加撮影を含む総額は229万円です。これは相場を示す数字ではなく、比較方法を説明するための仮定です。実際には、消費税、契約更新、途中解約、撮影延期時の扱いも確認してください。

支援範囲は3段階で考える

自社の不足している機能に合わせて、依頼範囲を選びます。

1. 企画・助言中心

自社で撮影・編集・投稿できる場合に、戦略、企画、台本、分析だけを依頼します。社内工数は残りますが、現場理解を活かしやすい方式です。

2. 制作代行中心

企画、撮影、編集、投稿をまとめて依頼します。社員の出演調整、内容確認、募集情報の更新、応募者対応は自社が担うことが一般的です。

3. 採用ファネルまで含む伴走

投稿だけでなく、採用ページ、広告、流入計測、説明会や応募への導線、月次改善まで支援範囲にします。どの会社でも対応できるとは限らないため、SNS指標と採用指標をつなげた実績や体制を確認します。

内製と外注の役割分担は、ショート動画運用の内製・外注比較も参考になります。

見積もりを比較する11の質問

同じ依頼条件を各社へ伝え、回答を書面でそろえます。

  1. 月額に含まれる媒体と投稿本数は何本か
  2. 撮影は月何回・何時間・何拠点までか
  3. 企画と台本は誰が作り、当社は何を準備するか
  4. 修正回数と追加料金はいくらか
  5. 広告費と運用手数料は別か、込みか
  6. コメント・DMは誰が、どこまで返信するか
  7. レポートで採用ページ到達や応募まで確認できるか
  8. 動画の著作権、元データ、二次利用の条件は何か
  9. 最低契約期間、更新、解約、撮影延期の条件は何か
  10. 担当者の交代時や炎上時の連絡体制はどうなるか
  11. アカウントの所有者と管理権限は自社か。契約終了時に投稿データ・分析データ・権限をどう引き継ぐか

採用SNS運用代行会社の選び方

料金以外では、次の5点を確認します。

採用情報を正確に扱えるか

仕事内容、勤務地、賃金、選考条件などは、面白さより正確さが優先です。求人募集に該当するSNS広告では、厚生労働省が示す募集主の名称・住所・連絡先・業務内容・就業場所・賃金の6項目を広告自体に表示する必要があり、リンク先だけの表示では足りません。採用担当と現場の確認工程、募集終了時の更新・削除担当まで提案できる会社を選びます。

動画の企画意図を説明できるか

「バズりそう」だけでなく、どの候補者のどの疑問に答え、次にどこへ案内する企画かを説明できるか確認します。

応募までのKPIを設計できるか

再生数、フォロワー数だけでなく、プロフィール訪問、採用ページ到達、有効応募、面接などを追えるかが重要です。

権利とリスクの運用が明確か

社員の出演同意、退職後の動画、音源、顧客や社内情報の映り込み、コメント対応のルールを確認します。縦型動画制作会社の選び方企業TikTokの炎上予防も選定基準に使えます。

自社側の作業量を示しているか

代行しても、採用情報の提供、社員の調整、事実確認、応募者対応は自社に残ります。必要な会議時間や提出物まで説明する会社の方が、開始後の停滞を防ぎやすくなります。

成果を見るKPI

費用対効果は、再生単価だけでなく採用の段階ごとに確認します。

段階KPI例費用の見方
認知リーチ、動画視聴対象職種に情報が届いたか
興味プロフィール訪問、採用ページ到達次の行動を促せたか
応募応募数、有効応募数募集条件に合う応募か
選考面接数、採用数選考・採用につながったか

参考式は「契約総額÷有効応募数」「契約総額÷面接数」「契約総額÷採用数」です。ただし、採用広報は指名検索や他媒体の応募にも影響するため、応募フォームの流入元、面接時の認知経路、SNS経由の採用ページ訪問も合わせて記録します。

よくある質問

安いプランから始めればよいですか?

必要な業務が含まれる最小範囲から始めます。撮影できない会社が撮影なしプランを選ぶと運用が止まります。価格ではなく、自社に不足する役割で決めてください。

広告費込みの方が得ですか?

広告費の金額、運用手数料、制作本数、配信目的が明確なら比較できます。「込み」という表記だけでは判断できません。広告を使わない月の扱いも確認します。

成果報酬で依頼できますか?

採用数は募集条件、選考速度、面接、競合状況にも左右されます。成果報酬を検討する場合は、成果の定義、重複応募、返金条件、候補者データの扱いを契約前に明確にします。

まとめ

採用SNS運用代行の公式掲載月額と月換算には12万〜40万円の例がありますが、業界平均ではありません。比較時は次の順で確認してください。

  1. 企画、撮影、編集、投稿、分析、広告の範囲をそろえる
  2. 初期費用と最低契約期間を含む総額を出す
  3. 交通費、修正、二次利用などの追加条件を確認する
  4. 再生数から応募・面接までのKPIを決める
  5. 採用情報の正確性と社内承認の体制を確認する

Albit株式会社では、採用目的のSNS戦略、ショート動画制作、運用体制や見積もり条件の整理をご相談いただけます。依頼範囲を決めたい場合は、お問い合わせフォームの「採用向けSNSプロモーション」からご連絡ください。

この記事の執筆者

加藤 翔太

加藤 翔太 Shota Kato

Albit株式会社 代表取締役 / CEO

早稲田大学卒業後、株式会社キーエンスにてコンサルティング営業に従事し、データドリブンな営業手法を実践。2021年にマーケティング支援企業を共同創業しSNS運用戦略を主導した後、2025年1月にAlbit株式会社を設立。大手音楽レーベル、大手アニメーション企業、大手賃貸住宅サービス、大手スポーツ用品ブランドなどの縦型動画SNSマーケティングを支援し、運用約4ヶ月で総再生3,000万回超、約1年半でフォロワー10倍(4万→40万人超)などの成果を率いてきた。統計・データ解析の知見を軸にした、再現性のあるバイラルマーケティング設計が専門。

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