YouTubeショートは「縦型なら3分まで」という一条件だけでは判断できません。Shortsとして分類される比率と長さに加え、1分を超える動画ではContent IDクレームによる全世界ブロックにも注意が必要です。
2026年8月4日時点のYouTube公式情報では、標準チャンネルで2024年10月15日以降にアップロードした、正方形または縦長のアスペクト比で3分以内の動画がShortsに分類されます。
POINT 3分は「ちょうど3分使うべき」という推奨尺ではなく、Shorts分類の上限条件です。問いに答えるために必要な長さを使います。
Shortsとして分類される条件
| 項目 | 公式案内 | 入稿前の判定 |
|---|---|---|
| アップロード日 | 2024年10月15日以降 | 旧動画の分類と混同しない |
| 長さ | 3分以内 | 冒頭・末尾の不要部分を含めて確認 |
| 比率 | 正方形または縦長 | 黒帯付き16:9ではなく出力後のファイルを確認 |
| アップロード | YouTubeアプリまたはYouTube Studio | 公開設定とチャンネルを確認 |
参照: YouTube公式「3分間のYouTubeショートについて」、YouTubeショートをアップロードする
16:9の長尺動画を縦のキャンバスに貼り、上下に大きな余白を作ると、形式上は縦長でも主要映像が小さくなります。「分類される」と「スマートフォンで見やすい」は別の検品です。
1分を超えるなら音源を先に確認する
YouTube公式は、1分を超えるShortsに第三者コンテンツの有効なContent IDクレームがある場合、手動クレームを含む種類にかかわらず世界中でブロックされると案内しています。再生もレコメンドもされず、収益化の対象にもなりません。
また、3分ShortsでShorts音源ライブラリの曲を使う場合、多くの曲は最大90秒で、曲によって60秒または30秒までの制限があると説明しています。
そのため、音源は編集完了後に確認するのではなく、台本と同時に決めます。
- 自社が録音したナレーションか
- YouTube内で選んだ音源か、外部で同期した音源か
- 使用できる秒数と地域に制限がないか
- 広告、Web、他SNSへの二次利用が許諾されているか
- 公開前のチェックでクレームが出ていないか
音源選定のコツ 長さを180秒に決めてから使える音源を探すのではなく、権利条件と使用可能尺を見て台本を設計します。
書き出しは縦型マスターと入稿版を分ける
YouTubeは長尺動画、Shorts、検索、チャンネルページが同じ場所にあるため、後から別尺や関連動画へ展開することがあります。次を分けて保管します。
| ファイル | 用途 | 確認項目 |
|---|---|---|
| Shorts入稿版 | 公開・予約 | 長さ、比率、字幕、音源、最終版番 |
| テロップなし縦型マスター | 別言語・別SNS | 二次利用権、出演許諾、音源の分離 |
| カバー・サムネイル素材 | チャンネル表示 | トリミング、文字の可読性 |
| 編集データ | 改訂・長尺展開 | 素材の場所、フォント、契約範囲 |
Shorts入稿前のチェックリスト
- [ ] 正方形または縦長で、3分以内になっている
- [ ] 冒頭と末尾に不要な黒味・無音がない
- [ ] ShortsのUIで字幕、顔、商品、ロゴが隠れない
- [ ] スマートフォンの無音環境でも主旨が追える
- [ ] 1分超ではContent IDクレームの有無を確認した
- [ ] タイトル、説明、公開設定、子ども向けなどの設定を確認した
- [ ] 正しいチャンネルと予約日時になっている
- [ ] 公開後のShorts分類、表示、音声を確認する担当者がいる
よくある質問
3分ちょうどで作る必要はありますか
ありません。3分はShorts分類の上限条件です。問いに答え、根拠を見せ、次の行動へつなぐために必要な長さを使います。
横長動画はShortsにできますか
公式の分類条件は正方形または縦長です。横長の長尺動画を切り抜く場合は、縦型の画面で主役が大きく見えるように再編集します。
1分を超えるShortsで商用音源を使えますか
曲ごとの利用条件と、第三者のContent IDクレームを確認する必要があります。1分超で有効なクレームがあるShortsは世界中でブロックされるとYouTubeが案内しています。
分類、表示、権利を三つに分ける
YouTube Shortsの入稿では、「Shortsに分類されるか」「スマートフォンで伝わるか」「公開可能な権利か」を別々に確認します。
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