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Instagramリールのサイズ・長さ・画質|入稿前チェックリスト

Instagramリールは、ファイルをアップロードできれば完成ではありません。比率や解像度が条件を満たしても、UIに字幕が重なる、プロフィールでカバーの文字が切れる、音声が聞き取れないという事故が残ります。

2026年8月4日時点のMeta公式情報では、リールは1.91:1〜9:16の比率、最低30fps、最低720pxが案内されています。特別な理由がなければ黒帯なく画面を使える9:16で制作し、最後はInstagramの実際のプレビューで確認するのが実務的です。

POINT 「ファイル仕様に合格したか」と「視聴画面で正しく伝わるか」を別の検品項目にしましょう。

この記事の目次
  1. まず確認する公式仕様
  2. 投稿できる長さと届けたい尺を分ける
  3. 文字とロゴはファイルの端まで置かない
  4. カバーは再生画面と別に検品する
  5. 書き出しファイルと納品マスターを分ける
  6. 入稿前に七層で検品する
  7. よくある質問
  8. 仕様表ではなく、検品フローを共有する
目次

まず確認する公式仕様

項目2026年8月4日時点の公式案内実務上の扱い
縦横比1.91:1〜9:16をアップロード可原則9:16で制作する
フレームレート最低30fps素材と編集シーケンスを統一する
解像度最低720px通常は1080×1920の縦型を基準にする
長さ20分まで作成可3分超は新規層へおすすめされないという注記も見る
カバー推奨420×654px(1:1.55)グリッドでの切れ方も確認する
画質「最高画質でアップロード」設定あり投稿端末の設定まで確認する

参照: Meta公式「Reel size & aspect ratios on Instagram」

「受け付けられる」と「その仕様を推奨する」は同じではありません。1.91:1でもアップロードできますが、縦長のReels面では上下の空きやトリミングを考える必要があります。

投稿できる長さと届けたい尺を分ける

Instagram公式ヘルプは、リールを20分まで作成できると案内しています。一方で、3分を超えるリールは新規オーディエンスにおすすめされないと注記しています。

尺は次の二段階で決めます。

  1. プラットフォームと投稿経路が受け付けるか
  2. 新規層への発見、既存フォロワーへの説明、記録など、投稿の目的に合うか

新規層へ広く届けることが主目的なら、3分以内で問いに答えられる構成をまず検討します。「何秒が伸びるか」より先に、この一本で答える問いを一つに絞ります。

参照: Instagram公式「Record a reel on Instagram」

文字とロゴはファイルの端まで置かない

Reels面では、アカウント名、キャプション、音源情報、いいねや共有などのUIが動画の上に表示されます。同じ9:16でも、端末、表示面、キャプションの長さで見え方は変わります。

  • 結論に当たる文字は上下左右の端へ置かない
  • 人物の顔、商品、ロゴ、数値は中央側へ置く
  • キャプションを実際の長さで入れたプレビューを確認する
  • 音なしでも主旨を追える文字設計にする
  • Instagramアプリの実機で再生する

Meta for BusinessもReels広告で、9:16、音声、セーフゾーン内への重要要素の配置を案内しています。これは広告向けの推奨で、オーガニック投稿の絶対条件ではありません。ただし、UIを避けて重要要素を見せる考え方は通常投稿の検品にも使えます。

カバーは再生画面と別に検品する

Meta公式の推奨カバーサイズは420×654px(1:1.55)です。カバーは再生画面だけでなく、プロフィールのグリッドなど異なる比率で出ます。

  1. 誰向けの何の話かが分かる
  2. 一覧で読める文字量に絞る
  3. 文字と顔、商品が競合しない
  4. グリッドの切り取りでも主要要素が残る

カバーはアップロード後に編集できないと公式ヘルプが案内しているため、公開前の確認を必須にします。

書き出しファイルと納品マスターを分ける

納品物主な用途確認項目
Instagram入稿用そのまま投稿9:16、音量、字幕、長さ、最終版番
テロップなしマスター別言語・別媒体二次利用権、音源、出演許諾
カバー画像一覧表示文字切れ、グリッド表示
編集データ将来の改訂フォント、素材、使用ソフト、契約範囲

編集データまで必ず納品とする必要はありません。必要なら見積もり前に条件を決めます。

入稿前に七層で検品する

  • [ ] ファイル: 最終版名、比率、解像度、fps、長さ
  • [ ] 表示: 字幕、ロゴ、商品、顔がUIに隠れない
  • [ ] 音: BGMと音声のバランス、無音時の伝わり方、音源権利
  • [ ] 投稿情報: カバー、キャプション、メンション、代替テキスト
  • [ ] 導線: 視聴後の行動を一つに絞り、リンク先と内容を一致させる
  • [ ] 権利と承認: 出演者、撮影場所、素材、商品情報、最終承認
  • [ ] 予約後: 日時、タイムゾーン、対象アカウント、公開後確認担当

検品のコツ 固定ピクセルの万能セーフゾーンを信じ切らず、実際のキャプションとカバーを設定したプレビューで確認します。

よくある質問

9:16でなければ投稿できませんか

公式ヘルプは1.91:1〜9:16を受け付けると案内しているため、9:16だけではありません。ただしReels面を大きく使うなら、9:16を基準にするのが実務的です。

20分のリールはおすすめに出ますか

公式ヘルプは20分まで作成できる一方、3分を超えるリールは新規オーディエンスにおすすめされないと案内しています。

1080×1920なら文字切れは防げますか

防げません。UI、カバー、グリッドの切り取りで重要要素が隠れることがあるため、Instagramの実際のプレビューと実機で確認します。

仕様表ではなく、検品フローを共有する

Instagramリールの制作では、9:16、1080×1920、30fpsといった数値をそろえるだけでなく、プレビュー、カバー、音声、権利、予約日時まで確認して公開します。

Instagramリールの企画、撮影、編集、投稿、分析・改善の役割をまとめて整理したい方は、AlbitのInstagramリール運用代行をご覧ください。運用全体は企業のInstagramリール活用ガイド、公開後の改善は企業のInstagramリールが伸びない原因へ進めます。

この記事の執筆者

加藤 翔太

加藤 翔太 Shota Kato

Albit株式会社 代表取締役 / CEO

早稲田大学卒業後、株式会社キーエンスにてコンサルティング営業に従事し、データドリブンな営業手法を実践。2021年にマーケティング支援企業を共同創業しSNS運用戦略を主導した後、2025年1月にAlbit株式会社を設立。大手音楽レーベル、大手アニメーション企業、大手賃貸住宅サービス、大手スポーツ用品ブランドなどの縦型動画SNSマーケティングを支援し、運用約4ヶ月で総再生3,000万回超、約1年半でフォロワー10倍(4万→40万人超)などの成果を率いてきた。統計・データ解析の知見を軸にした、再現性のあるバイラルマーケティング設計が専門。

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