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Instagramアカウント診断のやり方|見るべき指標と改善手順

Instagramアカウントを診断するときは、フォロワー数や直近投稿の再生数だけで良し悪しを決めません。おすすめ表示の状態、プロフィールの約束、投稿の継続性、到達、反応、プロフィール以降の導線を分け、最初に詰まっている層を探します。

POINT 診断の目的は、アカウントへ一つの点数を付けることではありません。「次の30日で何を一つ変え、どの数字で比較するか」を決めることです。

この記事の目次
  1. 診断はフォロワー数だけで決めない
  2. 診断前に目的と比較期間を固定する
  3. 六つの層でアカウントを診断する
  4. 公開データとインサイトを分ける
  5. 診断結果を改善仮説へ変える
  6. 無料診断を利用するときの注意
  7. よくある質問
  8. まとめ
目次

診断はフォロワー数だけで決めない

フォロワー数はアカウントの規模を示しますが、現在の投稿が新しい人へ届いているか、見た人が反応したか、問い合わせや応募へ進んだかまでは分かりません。規模の異なるアカウントをフォロワー数だけで比べると、改善可能な原因を見落とします。

Instagramの公式インサイト説明では、Views、Interactions、Total followersなどがアカウント全体の概要として案内されています。また、Viewsは表示または再生された回数、Accounts reachedは一度以上見たユニークアカウント数であり、同じ指標ではありません。

まずは、診断対象を次の六つに分けます。

診断層主な確認項目分かること
状態Account Status、おすすめ表示資格非フォロワー向け推薦の候補になり得る状態か
プロフィール名前、bio、リンク、投稿一覧誰に何を提供するアカウントか伝わるか
運用投稿本数、期間、形式、テーマ比較できるだけの継続性があるか
到達Views、Accounts reached表示・再生とユニーク到達がどう変化したか
反応likes、comments、saves、shares、Interactions見た後に反応する理由があるか
導線プロフィール行動、フォロー、サイト行動投稿後の次の行動につながったか

診断前に目的と比較期間を固定する

同じ投稿でも、認知を広げる投稿と、比較検討を助ける投稿では評価する指標が異なります。診断前に、アカウントの目的を一つ選びます。

  • 商品や会社を知ってもらう
  • 専門性やブランドへの理解を深める
  • プロフィールやWebサイトへ誘導する
  • 店舗来訪、問い合わせ、応募、購入につなげる

次に、比較期間と投稿群をそろえます。直近30日とその前の30日、同じ企画シリーズの投稿、同じ尺のリールなど、条件が近いものを比べます。投稿直後と一か月後の数字を同列に置かないでください。

比較のコツ 全業界の平均値を合格ラインにするのではなく、まず自社の同じ目的・同じ形式の投稿を基準にします。平均が一つの大ヒット投稿に引っ張られる場合は中央値も確認します。

六つの層でアカウントを診断する

状態を確認する

プロアカウントでは、おすすめ表示資格をAccount Statusで確認できます。資格があることは実際の推薦を保証しませんが、対象外の状態なら、投稿テクニックより先に表示された理由と対応を確認します。

Account Statusの公式ヘルプでは、削除されたコンテンツや利用できない機能なども確認できると案内されています。再生数の低下だけで原因を断定せず、まず観測できる状態を見ます。

プロフィールの約束を確認する

初めて訪れた人が数秒で次を理解できるか確認します。

  • 誰のためのアカウントか
  • 何を発信しているか
  • フォローすると何が得られるか
  • 次にどのリンクや投稿を見るべきか

Instagramでは名前、ユーザー名、プロフィール画像、bio、リンク、フォロー数などが公開情報として案内されています。投稿の内容とbioの約束がずれていると、動画からプロフィールへ移動しても判断が止まります。

運用の継続性を確認する

投稿数が少ない状態では、一つの投稿結果をアカウント全体の傾向として扱えません。対象期間、投稿本数、形式、テーマを記録し、標本不足なら「判定保留」とします。

確認したいのは投稿量の多さだけではありません。目的の近い企画を複数回試し、次回へ改善を引き継げる状態かを見ます。

到達を確認する

ViewsとAccounts reachedを分けます。Viewsが増えても、同じ人による再表示・再生を含む場合があります。Accounts reachedが表示される場合は、ユニーク到達の変化も併記します。

到達が弱いときは、テーマの対象者、最初の画面、投稿形式、おすすめ表示資格を確認します。到達は十分でも反応が弱いなら、次の反応層へ進みます。

反応を確認する

likes、comments、saves、sharesなどは同じ意味ではありません。投稿の目的に合わせて解釈します。

目的確認する反応例次に見直すこと
認知Views、Accounts reached対象者と冒頭の分かりやすさ
理解視聴時間、saves構成、情報量、見返す理由
共感・会話comments、shares問い、意見を伝える理由
比較検討プロフィール行動、フォロー投稿とプロフィールの一貫性
成果サイト行動、問い合わせ等CTA、リンク先、計測方法

公開データだけを使う外部診断では、保存、シェア、CVなどを取得できないことがあります。確認できない項目は0ではなく「取得不能」と記録し、所有者のインサイトで補います。

導線を確認する

投稿からプロフィール、リンク先、問い合わせ・応募・購入までの順に確認します。上流の到達が少ない状態でサイトCVだけを評価しても、原因は特定できません。

リール単体の詰まりを詳しく調べる場合は、Instagramリールが伸びない原因と改善診断も参照してください。

公開データとインサイトを分ける

外部から確認できる情報と、アカウント所有者だけが確認できる情報には違いがあります。

情報公開データで確認所有者インサイトで確認
名前、bio、リンク可能可能
フォロワー数、公開投稿可能可能
公開されているlikes、comments、Views条件により可能可能
Accounts reached、Accounts engaged不可表示される場合に可能
saves、shares、視聴時間原則不可投稿・アカウントにより可能
サイトCV、問い合わせ、応募不可Web解析やCRMとの接続が必要

Instagramインサイトはビジネスまたはクリエイターアカウント向けです。画面に入れる担当者は、Meta公式のInstagramインサイト解説を確認し、公開データの診断結果を自社指標で補ってください。

診断結果を改善仮説へ変える

診断後に全部を同時変更すると、何が効いたか分からなくなります。最初に詰まった層から、変更を一つ選びます。

症状仮説次回の変更比較指標
プロフィール訪問後のフォローが弱い投稿とbioの約束がずれているbioの対象者と発信内容を合わせるフォロー、プロフィール行動
到達はあるが視聴が続かない冒頭で内容を判断できない最初の画面に結論を出すViews、視聴時間
視聴されるが保存されない後で使う価値が弱い手順・比較表・チェックリスト化saves
反応はあるがサイトへ進まない次の行動が曖昧CTAとリンク先の約束をそろえるリンク行動、CV

検証期間、対象投稿、変更点、比較指標を一行で記録します。結果が良くても悪くても、次回の企画へ使える判断材料が残れば診断は前進しています。

無料診断を利用するときの注意

Albitでは、Instagramの公開プロフィールと直近投稿をもとに、観測範囲、データの信頼度、改善優先度を整理するInstagramアカウント無料診断を準備しています。

診断ではログイン情報を求めず、公開設定のアカウントだけを対象にします。取得できない保存、シェア、CV、フォロワー属性などは推測しません。現在は公開前の安全確認中のため、説明ページから公開状況をご確認ください。

無料診断を選ぶときも、次を確認してください。

  • [ ] パスワード入力を求めない
  • [ ] 対象データと期間が表示される
  • [ ] 取得不能項目が明示される
  • [ ] 点数の根拠が説明される
  • [ ] 成果保証として表現されていない
  • [ ] 診断後の改善案と比較指標がある

よくある質問

フォロワーが少なくても診断できますか

できます。ただし、投稿数や到達が少ない場合は、小さな数値差を確定的に評価しません。標本不足を表示し、プロフィールや運用条件など確認できる項目から整理します。

非公開アカウントも外部診断できますか

公開投稿を取得できないため、公開データによる診断には向きません。自社のInstagramインサイトを使い、社内で確認してください。

診断スコアが高ければ成果が出ますか

保証されません。診断は現状を整理し、次の検証を選ぶための参考情報です。問い合わせや応募などの成果は、商品、導線、営業対応、計測条件も含めて判断します。

何日ごとに診断すべきですか

毎日の変動ではなく、一定数の投稿を公開した後に同じ条件で比較します。月次など、自社の投稿頻度に合わせて期間を固定してください。

まとめ

Instagramアカウント診断は、フォロワー数による順位付けではありません。状態、プロフィール、運用、到達、反応、導線を分け、公開データと所有者インサイトを混ぜずに確認します。

最初に詰まった層を見つけたら、次の30日で変える項目を一つ決めてください。Instagramアカウント無料診断の公開状況と分析範囲を見る。公開前の相談はお問い合わせフォームから受け付けています。

この記事の執筆者

加藤 翔太

加藤 翔太 Shota Kato

Albit株式会社 代表取締役 / CEO

早稲田大学卒業後、株式会社キーエンスにてコンサルティング営業に従事し、データドリブンな営業手法を実践。2021年にマーケティング支援企業を共同創業しSNS運用戦略を主導した後、2025年1月にAlbit株式会社を設立。大手音楽レーベル、大手アニメーション企業、大手賃貸住宅サービス、大手スポーツ用品ブランドなどの縦型動画SNSマーケティングを支援し、運用約4ヶ月で総再生3,000万回超、約1年半でフォロワー10倍(4万→40万人超)などの成果を率いてきた。統計・データ解析の知見を軸にした、再現性のあるバイラルマーケティング設計が専門。

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